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2014年8月

2014年8月28日 (木)

パブ・シャーロック・ホームズ訪問記

8月19日、ホームズクラブの有志と、早川書房1Fで期間限定開催中の「パブ・シャーロック・ホームズ」に行ってきました。監修の日暮雅通さん、グッズ提供の志垣由美子さんと一緒だったので、裏話も色々と伺うことができました。既にネット上には多くの訪問記がアップされており、若干の今さら感はありますが、せっかくなので簡単なレポートをまとめてみました。

入口はこんな感じ。神田駅から歩いて5分足らずで着きます。
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監修の日暮さんとグッズ提供の志垣さん。このときに、早川書房の方からパブSHの開催期間を9月12日まで延長するというニュースを伺いました。
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入口すぐには『シャーロック』のドールハウスが展示されています。その上の「バスカヴィル」のポスターは志垣さんご提供とのこと。
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左手側には、インバネスケープとディアストーカーが置いてあり、誰でも着ることができるようになっています。我々がいた間にも何人か記念写真を撮ってる方がいらっしゃいました。
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奥には北原尚彦さん私物の『ミステリ・マガジン』No.234号(シャーロッキアン必携!)と、ホームズ資料が飾ってありました。
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レジの周りには、早川書房で刊行しているホームズ関係書籍がずらり。早川といえば『SHの災難』『恐怖の研究』『SHの功績』『SHの新冒険』『シュロック・ホームズ』シリーズなど、優れたパロディが沢山出ていたのですが、今は品切れ・絶版なのか、置いていませんでした(『功績』は丸善で見かけましたが)。正典も紙の書籍では『冒険』しか出ていないようで、少々寂しく感じました。
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カウンター奥には日暮さんセレクトのホームズの名言が印刷されたポスターがズラリと貼られています。このホームズの名言はコースターにもなっていて、全16種類とのこと。16枚セット300円でした。
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カウンターの向かい側には大型テレビがあり、我々はその前の席に座らせていただきました。事前に予約をさせていただいたこともあり、一通りの料理をいただきましたが、いずれもとても美味しかったです。カクテルは3種類あったようですが、執筆者は下戸なのでノンアルコールカクテルの「ピンク色の研究」と、ジンジャーエールをひたすら飲んでました。
店内の写真ばかり撮っていたので、料理の写真がこれくらいしかありません。右が「ピンク色の研究」。
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メニューはこちら。
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壁には志垣さんご提供のポスターやドイルの写真など。
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奥の方には、左手側にホームズポスター、右手側がホームズ俳優の顔写真がズラリと並んでいてなかなか壮観です。
左手側のポスターの一部。日暮さんご提供のラズボーンの『バスカヴィル』のポスターです。
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右側の壁一面、ホームズ・ホームズ・ホームズ。こちらはポスターではなく、画像をプリントアウトしたものとのこと。カンバーバッチ、ダウニーJrは勿論、マイケル・ケインやピーター・カッシング、クリストファー・リーまであるのに、なぜかジェレミー・ブレットはありませんでした。ホームズクラブにはブレットのファン(ジェレミ)が多いので、ちょっと残念でした。
暗かったので写真は手振れしてしまった……。
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この日はちょうどNHKのパペットエンターテインメント「シャーロック ホームズ」の放送日でもありましたが、パブのご厚意により、大型テレビでかぶりつきで見せていただきました。この日の放送は、「消えたボーイフレンドの冒険」。元ネタの「花婿失踪事件」よりも後味の良いストーリーで楽しめました。何より、シャーロッキアンの仲間たちとワイワイ言いながら見るのは格別でした。
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大型テレビは、普段はAXNミステリーの『シャーロック』の宣伝と、日暮さんご提供のホームズグッズなどの写真を表示しているとのこと。ホームズキャラ(?)としては定番のスヌーピーホームズ。
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ホームズクイズは、我々が行った時は上級編に問題が変わっていました。シャーロッキアンであれば比較的問題なく解ける内容ではありましたが、一緒に行ったメンバーの中には、後半の算数や論理パズル的な問題に苦戦している人もいました。一番の難問は『シャーロック』に関する質問。タイトルとストーリーが結びつかず、みんなでどんなストーリーだったっけ?と頭をひねりました。我々は一応100点取れた人が多かったかな?
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そんなこんなで結局閉店間際までお邪魔してしまい、最後に記念写真を撮って解散。とても楽しいひと時を過ごすことができました。パブ・シャーロック・ホームズの皆様、早川書房の関係者の皆様、大変お世話になりました。有難うございました。

最後に記念写真。
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2014年8月11日 (月)

Kindle版の正典について

現在、AmazonのKindleストアでフェアを行っており、創元の正典全10冊(阿部知二訳が事件簿以外の8冊、深町訳が冒険と事件簿の2冊)が3,395円で揃えられます。冒険を1冊にすれば3,000円未満で全作品が揃います。シャーロッキアンにとって、電子書籍の正典は何かと便利なので、この機会に是非(創元の回し者ではありませんが……)。

http://amzn.to/1r18V4A

ちなみに、創元以外の正典の電子書籍化(Kindle化)の状況は以下のようです(2014.8.11現在)。

光文社文庫版:『恐怖の谷』以外の8冊が電子書籍化
ハヤカワ文庫版:全9冊が電子書籍化
角川文庫版:『四つの署名』『回想』『バスカヴィル家の犬』の3冊が電子書籍化
講談社青い鳥文庫版:全16冊が電子書籍化(『恐怖の谷』も電子書籍化されているので、日暮さんの訳を読みたい場合は、青い鳥文庫版を入手するのが良いかも)

その他、以前角川文庫で出ていた鈴木幸夫訳が『冒険』『回想』『バスカヴィル』『生還』の4冊、講談社文庫で出ていた鮎川信夫訳が『緋色の研究』『四つの署名』『最後の挨拶』の3冊が電子書籍化されています。
創元は、書籍の方は深町訳、電子書籍は阿部知二訳という棲み分けを行っているようです。阿部知二訳のファンは結構多いので、書籍は絶版になったとしても、電子書籍で残っていくのは嬉しいことです。
一方早川は、全9冊が電子書籍化されているものの、紙の本で入手できるのは『冒険』のみのようです。ちょっと寂しいですね。

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2014年8月 9日 (土)

2014年5月度東京例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!」解答編公開!

5月度東京例会で行ったリアル宝探しゲーム「ボルジア家の黒真珠を探せ!」、長らくお待たせしましたが、解答編を公開します。

【解 答 編】
「ホームズ、お手上げだよ。雲をつかむような話で、僕には難しすぎるようだ。ボルジア家の黒真珠はどこに隠されているんだ?」
「ワトソン、手掛かりは君の目の前にある。まず、写真からいこう。この写真は何かを意味しているわけだが、写真には、誰が写っている?」
「真ん中の列の一番右がレストレイドであることはすぐわかった。前列の右端がモラン大佐だってこともわかる。しかし、後ろの列の右端は誰だい?」
「踊る人形の暗号を作ったシカゴのギャングの親分、パトリックさ。」
「その先がわからないんだが……」
「ワトソン、写真には何人の紳士が写っている?」
「前列が7人、中列が9人、後列が10人だから、えー……、26人だ。」
「そこまでわかれば答はでたも同然だ。右端が上からP、L、Mなんだぜ。」
「わかった! タイプライターだ!」
「ご明察だね。では次ぎに、ピンク色の紙きれの方だ。John Eustace Mortimerと書いてあるが、これは実は3人の男の名前だ。共通点があるのがわかるかい?」
「僕とモティマーの共通点は医師ということだが……」
「JohnもEustaceもMortimerもファースト・ネームだよ。ジョン・H・ワトソン、サー・ユースタス・ブラックンストール、モティマー・メイバリー、この3人の男性の共通点はなんだ?」
「わかったぞ! 妻の名前がみなメアリだ!」
「素晴らしいぞ。タイプライターでメアリとくれば……」
「ミス・メアリ・サザーランドだ! あとは、『長方形の端と端とを重ねよ』の意味だが。」
「やってみればいいだろう。長方形の紙の短い辺同士を重ねるとどうなる?」
「うーん……、筒の形になるが。」
「そのとおり、後は「花婿失踪事件」を読んで、メアリ・サザーランド嬢が持っている円筒形のものを探せば、それが正解だよ。」
「そうか、探してみよう。しかし、紙がピンクなのはなぜだい?」
「たまたま、ピンク色の紙がそばにあったからさ。」

正解:ミス・メアリ・サザーランドのマフ(muff)の中
(新潮文庫「花婿失踪事件」P.103、光文社文庫「花婿の正体」P.116)
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如何でしたか。皆さんの推理は当たりましたか?
東京例会では、第2回の開催も予定しています。是非とも東京例会で実際のリアル宝探しゲームを体感して下さい。

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