« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »

2014年9月

2014年9月12日 (金)

パブ・シャーロック・ホームズ・トークショーレポート

8月29日、早川書房1階のパブ・シャーロック・ホームズで行われた、日暮雅通さんと北原尚彦さんのトークショーに行ってきました。トークショーの告知当日のうちに予約が埋まってしまったほどの大人気で、当日は超満員でした。会場に着いたのが遅かったため、一番前の列しか空いておらず、ホームズクラブの友人2名と最前列に押しかけました。
それにしても会場の女性率には吃驚しました。ホームズクラブの人たちが10名以上来ていましたが、クラブ会員以外の男性はほとんどいなかったのではないでしょうか。

お二人のツーショット。こんな感じで2時間トークショーをされていました。なお撮影はホームズクラブの中島ひろ子さん(筆者と一緒に最前列に陣取っていました)。北原さんの『僕たちの好きなシャーロック・ホームズ』(宝島社)や、くもん出版の『名探偵シャーロック・ホームズ事典』などの写真を撮影している方です。
0001

日暮さんも北原さんも、ホームズクラブでお話しをされる機会は多いのですが、ご本人たちも仰っていたとおり、二人でガッツリとお話されることはあまりないので、とても新鮮でした。

前半戦は、お二人の共通点のお話(大学が一緒、学部も一緒、サークルも一緒、作家・翻訳家として執筆で生計を立てられているのも一緒、シャーロッキアンとして活躍されていることも一緒、それから××したこと(あえて伏せ字)も一緒……)に始まり、お二人の出会った頃の話、青学推理研の話、ホームズクラブでの活動の話などなど。お二人とも、やっていることは30年以上変わらない、などと謙遜していらっしゃいましたが、逆に言うと30年前からそれだけレベルの高いことをされていたということに他なりません。お二人の作品の載った青学推理研の機関誌も見せていただきました(お二人は「黒歴史」と仰っていましたが)。

黒歴史と一緒に(中島さん撮影)。
0002

また、北原さんの最新作『ジョン、全裸連盟へ行く』(以下『全裸連盟』)の紹介もありました。本来は9月9日に発売とのことですが、トークショーに参加した人限定で先行販売あり。勿論購入しました。

『全裸連盟』を手に微笑む著者の北原さん(中島さん撮影)。
0003

今回のトークショーは『ミステリマガジン』11月号に掲載されるということで、早川書房の方が会場の様子を写真撮影されていました。

写真撮影中にパチリ。デジカメ越しの日暮さん(中島さん撮影)。
0004

第二部は最近のホームズブームについての話がメイン。ワーナーの映画やBBC『シャーロック』がきっかけなのは間違いないですが、特に『シャーロック』は、シャーロッキアンやミステリファン以外の一般層への広がりが凄く、北原さん曰く「お祭り騒ぎ」状態。この盛り上がりは、作品のレベルの高さ(正典を知らなくても楽しめるし、知っているともっと楽しめる)は勿論、それに加え、Twitter等のSNSの浸透が大きいとのこと。確かに、居ながらにして、放送と同時に互いの感想を共有できるのは、これまでになかった作品の楽しみ方だと思います。

また北原さんによると、Twitterで北原さんが『シャーロック』の元ネタについてつぶやいた情報が、凄い勢いでリツイートされることもあるそうで、ホームズを知らずに『シャーロック』にハマった人たちも、ちゃんと正典を読んでくれているという実感があるとのこと。
趣味の世界では得てして世代間闘争が生じがちで、シャーロッキアンの中には、「正典をちゃんと読んでいないくせに」と『シャーロック』ファンにネガティブな印象を持っている人もいるようですが、こうした『シャーロック』の一大ムーブメントについては、お二人ともポジティブに受け止められている様子でした。日暮さんによると、海外でも世代間闘争はあるそうですが、『シャーロック』ファン達の書いたエッセイ集はシャーロッキアーナとしても素晴らしかったそうです。
個人的には、『シャーロック』経由でホームズ物語の魅力に気付いてもらえるのはとても嬉しいのですが、それがホームズクラブの会員数に直結していないのが残念ではあります。TwitterやFacebookでの交流も楽しいですが、同じ趣味の人達と直接会って話をする楽しさは特別だと思うのですが。うーん、敷居が高いんですかねえ。決してコワイ集まりではないので、東京例会を覗きに来てくれると嬉しいのですが。

最後は日暮さん、北原さんのサイン会。発売前に『全裸連盟』が手に入るとあって参加者のほとんどが購入、そのままサインを求めたので、長蛇の列に。ホームズクラブの面々も列に並んでおりました。

即席サイン会の風景(中島さん撮影)。あれ、サインしているのは早川の本ではないのでは……?
0005

北原さんにサインをもらっているのが今回の写真をご提供いただいた中島ひろ子さん。
0006

なんだかんだとダラダラ残っていたら、会場にいらした方がお持ちだったくもんの『名探偵SH事典』に、編集に携わったシャーロッキアン達が、寄せ書きのようにサインをしていました。

さっきサインもらってた人がサインをする側に。
0007

実は筆者もちょっと編集のお手伝いをしていたので、生まれて初めて本にサインをさせていただきました。

帰り際に、第3弾のホームズクイズの問題をいただきましたが、これが難しい!残っていたベテランホームズクラブ会員も頭を捻ってましたから、100点取った方は凄いと思います。尊敬します。

結局前回の訪問時同様、3時間近くお邪魔してしまいました。パブSHの皆様、早川書房の関係者皆様、図々しく居残ってしまい済みませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 8日 (月)

2014年5月度東京例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!」参加レポート

5月の東京例会で行ったリアル宝探しイベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!」、問題と解答はこのHPにも掲載していますが、実際にこのとき参加した方からのレポートをいただきました。少しでも雰囲気を感じていただければと思います。
--------
5月度の東京例会は、五月晴れの5月11日(日)、いつものように文京区茗荷谷のアトラスタワー茗荷谷の3階会議室で行われました。
今回のテーマはリアル宝探しゲーム「ボルジア家の黒真珠を探せ!」でした。ボルジア家の黒真珠が盗まれ、正典のある箇所に隠されていることが分かりました。手がかりは大勢の紳士が3列に並んで写っている1枚の写真と3人の名前と長方形の端と端を重ねよと書いてあるピンクの紙切れ。この2つを手がかりに、ボルジア家の黒真珠の隠し場所を見つけ出して下さいというものでした。
参加者は5つグループに分かれて、手がかりの写真と紙に書かれた3つの名前、そして紙の長方形の端と端を重ねよをもとにあれこれ相談しながら推理したものの、一部手がかりの意味がわかったグループもありましたが、これをもとに正解まで達したグループは結局ありませんでした。そして制限時間が来てしまい、正解を出題者から教えてもらいましたが、これはさすがに難し過ぎると思いました。
必ず解答してみせるぞと勇んで行って、3時間苦闘したものの完敗の結果となり、打ちひしがれて茗荷谷を後にすることになりました。いつかリベンジする機会を期待しています。
--------
今月の東京例会は9月14日(日)13時30分から、アトラスタワー茗荷谷の3F会議室で行います(http://bit.ly/ZevFBT)。初参加の方、お試し参加の方大歓迎です。是非お越し下さい。
なお会場はこちら(http://bit.ly/1tEGlGv)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年9月 4日 (木)

2014年9月度東京例会のお知らせ

9月の東京例会は、雀部ひろみさんによる「シャーロック・ホームズはサッカー派? その真実」です。6月の「フットボール」の発表とは異なり、今回はキチンと「サッカー」に関する研究発表です。
ホームズ物語に登場する「フットボール」は「ラグビー」のことなので、これまでホームズとサッカーというテーマはあまり論じられていなかったと思います。ワールドカップが終了してからの間、何となく寂しさを感じている皆様には、きっと楽しんでいただける発表だと思います。

また、7月末から9月12日まで早川書房ビルの1階で開催されている「パブ・シャーロック・ホームズ」について、企画監修をされた日暮雅通さんに裏話をお話ししていただく予定です。連日大人気のパブSH、8月29日には、日暮さんと北原尚彦さんのトークショーも行われましたが、発表当日に満席になってしまったとのこと。パブSHに行けなかった方、行ったけれども満席で入れなかった方、是非今月の例会にお越し下さい(勿論、パブSHに行かれた方も是非)。

初参加の方、非会員の方のお試し参加も大歓迎です。ホームズに関する知識がないので参加するのがコワイ、と思っている方、大丈夫です。パブSHのホームズクイズで100点取れない方も沢山いましたから。是非勇気を出して(?)ご参加下さい。きっと楽しんでいただけると思いますよ。

【日 時】2014年9月14日(日)開場13時、開始13時30分〜
【会 場】アトラスタワー茗荷谷 3F 会議室
【交 通】東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車
【内 容】「SHはサッカー派? その真実」(発表:雀部ひろみさん)
【会 費】 300円

※JSHC東京例会は、JSHC会員であればどなたでも参加できます(事前予約不要)。非会員の方のお試し参加も歓迎していますが、その場合は必ず事前に東京例会執行部宛にメール(jshctokyoreikai@gmail.com)にてご連絡下さい 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年8月 | トップページ | 2014年10月 »