« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »

2016年5月

2016年5月23日 (月)

2016年6月度月例会のお知らせ

名称変更後初となるJSHC月例会は、豪華2本立てでお送りします。

最初の発表は、渡辺峯樹さんによる「ステッキについて」です。渡辺さんに月例会で発表していただくのは3回目です。昨年は文房具について、一昨年は「ロンドンの地下鉄について」や「色の研究」などの過去に好評を博した研究を再度発表いただきました。
今回の発表は、正典に出てくるステッキについて、種類、使用目的、使用する人物(ホームズ・ワトスン・その他)、作品発表時期等の観点から考察した内容とのこと。シドニー・パジェット等による挿絵も当時のステッキの情報として参考にされたとのことで、スライドでご紹介いただく予定です。

続いては中原英一さんによる、「新潮文庫版『冒険』について〜途中経過①〜」です。国内ホームズ本収集家の第一人者(日本初の長編ホームズ作品翻訳である『血染めの壁』をお持ちの数少ないシャーロッキアンの一人です)である中原さんは、「新潮文庫版『冒険』」コレクターとしても有名です(新潮文庫版『冒険』だけで100冊以上!)。長年の新潮文庫版正典の収集・研究の成果について、今回お話いただけることになりました。
皆様是非奮ってご参加下さい。初参加、お試し参加大歓迎です。なお、参加ご希望の非会員の方は、執行部宛にメール(jshctokyoreikai@gmail.com)にてご連絡下さい (会員の方は事前連絡不要です)。

【日 時】2016年6月12日(日)開場13時、開始13時30分〜
【会 場】アトラスタワー茗荷谷 3F 会議室
【交 通】東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車
【内 容】「ステッキについて」渡辺峯樹さん/「新潮文庫版『冒険』について〜途中経過①〜」中原英一さん
【会 費】 300円

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年5月17日 (火)

2016年2月度月例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!」解答編公開!

2月度東京例会で行ったリアル宝探しゲーム「ボルジア家の黒真珠を探せ!第3回」、長らくお待たせしましたが、解答編を公開します!

【解 答 編】
「ホームズ、お手上げだよ。雲をつかむような話で、僕には難しすぎるようだ。ボルジア家の黒真珠はどこに隠されているんだ?」
「ワトソン、手掛かりは君自身の心にある。君の夢に出てきた四人の人物は誰だと思う?」
「一人は間違いなく僕自身だが、あとの三人は・・・」
「解らないなら、このレコードを見てごらん。」
ホームズはレコードラックから一枚のレコードを取り出し、ワトソンに渡した。
「ビートルズのレット・イット・ビーだね。」

0001
0002

「君の夢にでてきたのは、ジョン・H・ワトソン、ジャン・パウル、ジョルジュ・サンド、そしてマスグレーブ家の執事リチャード・ブラントン、この四人さ。」
「そうか! ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ(※)だったのか! 四人の出身地はリヴァプール!」
「ご明察だね。リヴァプールでおきた事件と言えば?」
「そうか、ボール箱事件だ!」
「そのとおり。では、警察が犯人のジェイムズ・ブラウナーを逮捕した時に、凶器のナイフはどこに隠してあった?」
「そうか、衣類箱だ! ボルジア家の黒真珠もそこに隠してあったんだね。」

正解:
光文社文庫『SHの回想』P.84 「ボール箱」 レストレードからホームズ宛ての手紙に記載されたメイデイ号の客室係・犯人ジェイムズ・ブラウナーの船室にある衣類箱の中
新潮文庫『SH最後の挨拶』P.83 「ボール箱」 同じくメ-デ-号のスチュワード・犯人ジェームズ・ブラウナーの船室にある衣料箱の中

※ リンゴ・スターの本名はリチャード・スターキー(Richard Starkey)
--------

如何でしたか、分かりましたか?
今回の謎は昨年の第2回に比べるとかなり難しく、全チーム正解はなりませんでした。ビートルズに気付いたまでは良いけれど、「リヴァプールで起きた事件」が何か分からず時間を費やしたチームもありました(我々です……)。
このリアル宝探しゲームは、今後も定期的に開催する予定です。是非とも月例会で実際のゲームを体感してみて下さい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年5月11日 (水)

JSHC「東京例会」の名称変更について

日本シャーロック・ホームズ・クラブ(以下JSHC)では現在、毎月第2日曜日(大会、セミナー開催月を除く)に「東京例会」を開催しています。この度、その名称を「月例会」に変更することにいたしました。これまでのJSHC「東京例会」の歴史と、名称変更の経緯についてまとめましたのでご覧下さい。

--------
JSHC東京例会が最初に行われたのは、1978年11月のことでした。西荻窪の斎木米店が会場で、会報である「ベイカー街通信」の発送作業や、新潮文庫版正典の固有名詞作品の作成などを行っていました。1980年2月から「研究会」と名を変え、発送作業の他に研究発表を行うという形式になりました(当時は2ヵ月に1回程度の開催)。

会員の増加に伴い会場が手狭になり、1984年4月から、斎木米店に程近い、まこと幼稚園に会場を移しましたが、数年後まこと幼稚園が会場として使用できなくなり、1988年1月から、同じく西荻窪の銀盛会館へと再度会場を変えました。また「研究会」という名前はいかにも堅苦しいという意見があり、同年4月から名称を「例会」に変更(翌年から「東京例会」と呼称)しました。会員の増加により研究発表の頻度を増やすことになり、1989年から原則月1回開催になりました。1997年からは、現在と同様に原則第2日曜日開催となりました(それまでは第2または第3日曜日に開催)。

10年以上会場として使用していた銀盛会館は畳敷きの部屋だったため、会員の高齢化が進むにつれ「足腰が痛いので会場を移してほしい」という声が多くなり、2000年9月から椅子の会場を求めて、都内の会議室・コミュニティセンターを転々とするようになりました。2012年11月に初めて、現在の会場であるアトラスタワー茗荷谷を使用し、2013年以降ほとんどの東京例会はこの会場で開催しています。最近は満員御礼立ち見状態が続き、我々執行部としても嬉しい限りです。

そんな東京例会ですが、上記のとおり、「研究会」から名称を変更したときは、単なる「例会」で「東京」は付いていませんでした。原則東京で開催していたので東京例会と呼ばれるようになったようですが、東京例会はいわゆる「支部」ではなく、会員であれば誰でも参加できるJSHC直轄の集まりです。「東京例会」という名称は、しばしば「東京にあるJSHC支部」や「東京セミナー」(たまたま東京例会執行部が準備を担当していますが、全く別のイベントです)と誤認されることがありました。そうした混乱を避けるとともに、「会員全員のための集まり」という初心に帰る意味から、本年5月から、名称を「JSHC月例会(通称「月例会」)」と変更することにいたしました。「東京」を外したとはいえ、当面は東京で行うことに代わりなく、地方の方々には申し訳ないのですが、どうしても東京近郊での開催がメインになることはご理解いただきたいと思います。

という訳で、今後も東京例会改め月例会を宜しくお願いいたします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年4月 | トップページ | 2016年6月 »