« 2016年9月度月例会参加レポート | トップページ | 2016年大発送について »

2016年11月23日 (水)

2016年10月度月例会参加レポート

10月度月例会の参加レポートを森田直子さんにお送りいただきました。月例会の雰囲気を感じていただければ幸いです。 

--------
10月9日、毎度おなじみ月例会です。
今回は豪華二本立て。まず、「名探偵コナン」の販促用(?)のぼりを背景に、鷲平ケイさんによる「シャーロッキアンのための『名探偵コナン講座』(初級編)」です(のぼりは志垣由美子さんのコレクションの一品だそうです)。
この発表をやるに至った理由は、鷲平さんのコナン愛と、とあるクラブの人間の「へー『名探偵コナン』って、原作があるんだー」の一言だったそうです(すみません、それ私です・・) 。
まず「名探偵コナンとは」。あらすじ、登場人物の紹介、アイテムの紹介など。
つぼだったのは、工藤新一の年齢が新年を迎えるとリセットされること。つまり「サザエさん」とか「ちびまる子ちゃん」とか「ののちゃん」と同じような方式ですね。長年続く作品はこうなるもんなんですね。
続いて「名探偵コナンとシャーロック・ホームズ」。ホームズをねたにしたストーリーがあるとの由。

201610_01
ホームズカルトテスト1000問!「踊る人形の暗号すべて書け」は無理でしょ。

映画にも『劇場版名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』がありましたね!はい!私この映画は見ましたー。
でも「街」を「ストリート」と読むとは知りませんでしたー。

最後に「『名探偵コナン』のすゝめ」。こんな色々な楽しみ方がありますよ、とのお話ですが、なんと言ってもコナン君のうしろにしれっと描かれた本棚の本のタイトルを確定させようとする鷲平さんのミステリー的情熱。目頭が熱くなりました。

201610_02
そりゃあ調べますよね。

最後に原作も知らない私がコナン君に言いたい。「ホームズ以外の探偵が好きだという人間をジト目で見てはだめなっしー。もっと心のおおらかなシャーロッキアンにならなくちゃ!」

休憩をはさんで、月例会執行部Aさんによる「シャーロッキアン的『広辞苑』読解講座「素人探偵」編 補訂版」です。
数年前の発表に結論を付与した補訂版です。それにしてもタイトル長いです。
広辞苑第一版の「シャーロック・ホームズ」の説明に「素人探偵」という説明がされているのはなぜかをさぐる発表です。
結論は「岩波文庫版『シャーロック・ホームズの冒険』の解説とOED(1936年版補遺)の語釈の両方からではないか(犯人は二人)ということでしたが、ここまでたどり着く過程が素晴らしい!
フレンチ警部のように足を使い、刑事コロンボのようにアリバイをくずし、金田一耕助のように叙述トリックをみやぶり、ブラウン神父のように逆説を考え、さらにとどめはエラリー・クイーンの「読者への挑戦」。(あれ?ホームズは?)

201610_04
読者への挑戦!

なお、『舟を編む』のアニメ版にちらっと描かれた辞書の背表紙からどの辞書の何版かを確定させることを辞書クラスタのみなさんはなさるそうです。
なんだ、みんなやることは一緒なんですね。

201610_03
辞書マニアとシャーロッキアンの親和性について、具体例をもとに説明がありました。

今回はお試し参加、月例会初参加者がとても多かったです。コナン人気おそるべしですね!あ、辞書もですね(笑)。

|

« 2016年9月度月例会参加レポート | トップページ | 2016年大発送について »

月例会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/2034177/68546941

この記事へのトラックバック一覧です: 2016年10月度月例会参加レポート:

« 2016年9月度月例会参加レポート | トップページ | 2016年大発送について »