« 2016年9月 | トップページ | 2016年12月 »

2016年11月

2016年11月26日 (土)

2016年大発送について

12月は月例会はお休みで、年末恒例の大発送を行います。大発送とは、ホームズクラブの機関誌である『ホームズの世界』を、クラブ会員たちで発送するボランティア作業です。

できたての『ホームズの世界』を封筒に詰め、封筒に宛名ラベルを貼り、段ボールに詰めて、すぐに発送できるような状態にするのが一連の作業内容です。みんなで和気あいあいと作業を進める楽しい職場です。また、発送作業終了後にオークションや情報交換など、懇談の時間も沢山取っています。日程は以下の通りです。

【日 時】2016年12月11日(日)開場14時(厳守!!!!)〜17時
【会 場】アトラスタワー茗荷谷 3F 会議室
【交 通】東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車
【会 費】無料!

年末大発送は、今やJSHCのイベントの中で全国大会に次ぐ規模になりました。作業開始時間前に来られる方も数多く、時間どおりにやってきたらもうやることがなかった、なんていうこともここ数年のお約束です。来られる方は、当日は開始時間である14時絶対厳守でお願いいたします(ここでいう「時間厳守」とは、14時「まで」に来るのではなく、14時「以降」に来てください、ということです。お間違えなく!)。

大発送終了後のオークションでは、小林・東山家から発掘されたホームズレアグッズを大放出します。その他有志によるオークションも予定しています。古本屋でも入手が難しいホームズ本を入手できるチャンスです!
なお、このイベントは基本的にはホームズクラブ会員限定ですが、入会を検討されている方、ホームズクラブに興味はあるけれど、どういう団体か詳しく知りたい、という方も歓迎いたします。ホームズクラブ会員以外は見ることの出来ない貴重な資料を目にすることができるチャンスです(その代わり、ボランティアとして働いていただきますが)。
参加ご希望の方は、月例会執行部宛にメール(jshctokyoreikai@gmail.com)にてご連絡下さい 。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月23日 (水)

2016年10月度月例会参加レポート

10月度月例会の参加レポートを森田直子さんにお送りいただきました。月例会の雰囲気を感じていただければ幸いです。 

--------
10月9日、毎度おなじみ月例会です。
今回は豪華二本立て。まず、「名探偵コナン」の販促用(?)のぼりを背景に、鷲平ケイさんによる「シャーロッキアンのための『名探偵コナン講座』(初級編)」です(のぼりは志垣由美子さんのコレクションの一品だそうです)。
この発表をやるに至った理由は、鷲平さんのコナン愛と、とあるクラブの人間の「へー『名探偵コナン』って、原作があるんだー」の一言だったそうです(すみません、それ私です・・) 。
まず「名探偵コナンとは」。あらすじ、登場人物の紹介、アイテムの紹介など。
つぼだったのは、工藤新一の年齢が新年を迎えるとリセットされること。つまり「サザエさん」とか「ちびまる子ちゃん」とか「ののちゃん」と同じような方式ですね。長年続く作品はこうなるもんなんですね。
続いて「名探偵コナンとシャーロック・ホームズ」。ホームズをねたにしたストーリーがあるとの由。

201610_01
ホームズカルトテスト1000問!「踊る人形の暗号すべて書け」は無理でしょ。

映画にも『劇場版名探偵コナン ベイカー街(ストリート)の亡霊』がありましたね!はい!私この映画は見ましたー。
でも「街」を「ストリート」と読むとは知りませんでしたー。

最後に「『名探偵コナン』のすゝめ」。こんな色々な楽しみ方がありますよ、とのお話ですが、なんと言ってもコナン君のうしろにしれっと描かれた本棚の本のタイトルを確定させようとする鷲平さんのミステリー的情熱。目頭が熱くなりました。

201610_02
そりゃあ調べますよね。

最後に原作も知らない私がコナン君に言いたい。「ホームズ以外の探偵が好きだという人間をジト目で見てはだめなっしー。もっと心のおおらかなシャーロッキアンにならなくちゃ!」

休憩をはさんで、月例会執行部Aさんによる「シャーロッキアン的『広辞苑』読解講座「素人探偵」編 補訂版」です。
数年前の発表に結論を付与した補訂版です。それにしてもタイトル長いです。
広辞苑第一版の「シャーロック・ホームズ」の説明に「素人探偵」という説明がされているのはなぜかをさぐる発表です。
結論は「岩波文庫版『シャーロック・ホームズの冒険』の解説とOED(1936年版補遺)の語釈の両方からではないか(犯人は二人)ということでしたが、ここまでたどり着く過程が素晴らしい!
フレンチ警部のように足を使い、刑事コロンボのようにアリバイをくずし、金田一耕助のように叙述トリックをみやぶり、ブラウン神父のように逆説を考え、さらにとどめはエラリー・クイーンの「読者への挑戦」。(あれ?ホームズは?)

201610_04
読者への挑戦!

なお、『舟を編む』のアニメ版にちらっと描かれた辞書の背表紙からどの辞書の何版かを確定させることを辞書クラスタのみなさんはなさるそうです。
なんだ、みんなやることは一緒なんですね。

201610_03
辞書マニアとシャーロッキアンの親和性について、具体例をもとに説明がありました。

今回はお試し参加、月例会初参加者がとても多かったです。コナン人気おそるべしですね!あ、辞書もですね(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年11月20日 (日)

2016年9月度月例会参加レポート

9月度月例会の参加レポートを山岡理恵さんにお送りいただきました。月例会の雰囲気を感じていただければ幸いです。 

--------

9月の月例会は日暮雅通さんが「ホームズと著作権」をテーマにレクチャーされると聞き、これは是非聴講せねばと馳せ参じました。というのも私自身ホームズグッズや本を作りイベント等に参加していますので、日頃からこの問題には関心があったのです。製作に当たっては重々気をつけていますが、法律の事となると素人には難しい部分もありますから、この機会にしっかり勉強したいと参加させていただきました。

月例会は初参加で、茗荷谷のビルにお邪魔するのも初めてでした。グーグル先生の地図に従ってたどり着いたところはセキュリティー厳重なマンション。管理人さんに「会議室はどこですか」と訪ねると「ホームズクラブの方ですね」と丁寧に道順を教えてくださいました。とっても恥ずかしかったですが私の前にも道を尋ねてここに来た方がいらっしゃるんだなと、見知らぬ会員の方に親近感を覚えたりして、そうこうしているうちに無事会場にたどり着きました。

0001
0002
興味をお持ちの方が多かったのか、大変盛況でした。

さて肝心の例会の内容ですが「知っていれば怖くない−ホームズファンのための著作権トラブルシューティング」と題し、実例を交えて基本から素人にもわかりやすく説明してくださるものでした。

そもそも著作権で保護されるものとはどういったものか、という事から、日本の法律では著作権は自動的に付与される権利である事、国際条約としてはベルヌ条約というものがあり、加盟国間では海外の著作物を自国の法律によって処理、保護できること・・・など、順を追って話してくださいました。また©←このマークは以前は意味があったが今ではほとんど形式的につけているだけという話も興味深かったです。

引用の定義や条件、著作の保護の範囲(例えば題名や、小説のキャラクター名などには著作権が及ばない)など、ホームズ作品を取り扱う際に知っておくと良い事、気をつけるべき事についても教えていただきました。

0003
引用に関する注意点

コナン・ドイルの著作権は既に期限が切れていますが、翻訳したものには翻訳者の方の権利がありますし、著作憲法も時代に合わせて改正されています。今後日本がTPPに参加することにによって法律が大きく変わる可能性があるという事も含め、様々な事案や判例に基づいて慎重に判断しなければならないということも感じました。表現の自由との兼ね合いもあるでしょう。
しかし何よりホームズファンとして作品の不利益になる事だけは絶対に避けなければいけないという事を改めて感じました。
0004
シャーロッキアンとして、著作権には気をつけましょう!

 例会後の皆さんとのおしゃべりもとっても楽しかったです。普段は全く別分野のお仕事をされている方々とホームズファンとして繋がりを持たせていただけるのはとても素敵な事ですよね。皆様に感謝です。遠方なので毎回は無理ですが、また折々に参加させていただきたいと思っています。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年9月 | トップページ | 2016年12月 »