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2020年8月

2020年8月29日 (土)

2020年6月度オンライン月例会参加レポート

2020年6月度のオンライン月例会参加レポートを田村英彰さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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6月14日日曜。志垣由美子さん「ネットだから出来る―コレクション公開」。月例会のZoom開催は3回め。持ち運び困難な,大きい・重い・貴重な品々をご披露いただきました。参加者は60名。外国(トロント・ブリュッセル・ロンドン)や首都圏外からの参加も多数。時程はリアルと同じ,14時から120分報告(含休憩)。質疑を経て情報交換。17時に終会。任意にて18時より再開。月例会執行部にはオンラインでの交流(Zoom飲み)に座を開放していただきました。

◆報告:志垣さん「いくらでもあるが,重いのと出しやすいのを用意しました」。
「大きいもの」。一番大きいのはクッションカバー。一番大きいテディベアは銀座博品館にて。ドアストッパー,杖,等々。パブサイン柄のパイプラックでは昔の飛行機持ち込みの重量制限が話題に。スヌーピーのガス灯型電灯は常盤台のバー閉店時に引き取り。

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クッションカバー。

「リクエストがあったもの」。チェス四種。ライヘンバッハの滝が駒になっていたのがなんとも。
「重いもの」。ブックスタンド。椅子に深く座ったホームズのブロンズ像。221Bの壁面ミニチュア。ライヘンバッハの水が入っていた1991年・百周年記念千個限定グッズはマイリンゲンの店で聞いてみたら売ってくれた。陶製ポットはコベントガーデンのお店(イロモノ多し)で購入。重いシリーズのトリは,錫製ミニチュア。1994年から六回に分けて送付(『四つの署名』か!の声あり)。六つのうち一番高かったのはマントルピース。

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マントルピース。

「ていねいに整理されている!」と感心したプラスチックの箱から取り出したのは,コイン。ソブリン金貨。名探偵コナン20周年記念。クック諸島の硬貨。SH帰還百周年記念など。
次に,ピンバッジ。海外でもコレクター多し。ボール紙に留めてありました。百はあるとのこと。
そして,一番のお宝!コリアーズのホームズイラスト掲載号。スティールの描いた表紙は14のみ,そのひとつが色鮮やかに掲げられました。コリアーズ,ストランド原紙の合本もお持ち(みなさんから嘆息あがる)。ジレットの舞台写真集の複刻。

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コリアーズ!!!

◆質疑:『名探偵コナン』は志垣さんのコレクション案件か「ホームズの格好していると案件」。 /
「火事だー」何持って逃げますか「コリアーズとか本ですね」。/
一番苦労したのは「驚かれたのは煉瓦。アビナショナルが工事したときに現地に行かないと買えなかった」。/
コレクションのノウハウ「税務署のポスターとかは積極的に貰いに行った。eBayだと送料がかかるからあまりやっていない。かつてはカタログが紙。写真がなかった」。/
この世に一個しかないものは「軽井沢の縮小銅像が十個位。ブロンズ製レリーフ。岡山支部齊藤さん筆の絵。『名探偵ホームズ』のセル画」。/
最初に買ったホームズグッズは・何を買ったときに集めようと思われたか「ロイヤルドルトンのホームズ像。普通の陶器屋さんにあった。ホームズの土産屋のは柄が変わってるとか量産される。それも買うが,思いもかけないところで買うのがいい」。/
後悔したものは「故・中原さん「買わずに後悔するより買って後悔する方がいい」とのことばもあり,見つけたら買うようにしている」「マッケンジーさん没後,コレクションがオークションに。コナン・ドイルから贈られた銀のシガレットケース。仲介業者に自分が示しておいた最高金額の”一割増し”で落札された」。

報告と質疑を終え,片付け中の志垣さんに,最近私のところに集まっているスマホケースを伺ってみたところ。私が挙げた数点は…やはり,おもちでした!
数々のグッズにめくるめく,いや目まぐるしささえ感じました。整理はちゃんとしておかないといけませんね。報告や質疑の合間に,参加されているみなさんの背景にも,様々なグッズや本が見えて,自宅からの参加に利点を感じました。私は,自室は物置状態なので仮想背景でごまかしています。それも,楽です。

◆情報交換の時間では,今回マサカのもうひとつの山場が!高校生の会員から素朴な質問。「学校での課題研究。コナン・ドイルの学歴に関してくもんの事典の記述に疑問を感じたのですが,どう捉えたらよいでしょうか」。
さっそくみなさんそれぞれお手許から,各種資料や現地訪問の記録を示してすぐさま検討。「概ねこういうことであろう」とその場での仮説も出ましたが。「専門家が直接多くの資料にあたって結論が出なかったのだから注としては「この資料にはかくかくしかじかの記述があった」といった書きぶりで留めておいたらどう?」という落としどころで締め括り。
いやースゴかった。画面共有でKindle版英語文献も出てきたり。月例会執行部の即応も流石。ネットを通してみんなですぐに検討できるなんて。スゴい時代が到来しています!
オンラインになって月例会が身近になりました。不便もあるけれど移動がないのがありがたい。未経験の方,参加を検討されてはいかがでしょうか。

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2020年9月度月例会のお知らせ(オンライン開催)※発表タイトル決定

9月度以降の月例会は、久々に会議室での開催を予定していました。しかしコロナウイルス感染拡大は悪化の一途を辿り、とても会議室に集まれる状況ではなくなってしまいました。まことに残念ではありますが、最低でも今年一杯はオンライン開催とさせていただくことにいたしました。

9月度月例会は、「シャーロッキアーナ小ネタ集」の第3弾です。現時点ではは4名(グループ)の方々の発表を予定しています。バリエーションに富んだ発表をお楽しみください。

【日 時】2020年9月13日(日)開場13時半、開始14時(日本時間)
【内 容】「シャーロッキアーナ小ネタ集 第3弾」
     (発表タイトル)
     「女王様はホームズがお好き❤️?
     「シャーロック・ホームズの冒〇」
     「長沼本ロイヤルランブル再録『紫煙』を動画で紹介&最近買った切手とレプリカ」
     「最近見つけた古いホームズ翻訳(その2)」
【会 場】自由
【会 費】無料

新たにオンライン月例会へ参加を希望される方は以下をご参照ください。過去のオンライン月例会に参加された方は申し込み不要です。

①JSHC月例会のメールアドレス(jshcgetsureikai@gmail.com)宛に、「JSHCオンライン月例会参加希望」というタイトルでメールを送信してください。9月11日(金)22時を締め切りとさせていただきます。
②メールの本文には、「会員番号」「氏名(JSHCに登録している氏名)」を記載してください。
※もし会員番号と氏名とが一致しない場合は、参加をお断りすることもあります。
③月例会当日に、JSHC月例会のメールアドレスから、参加申し込みをされたメールアドレス宛に、オンラインミーティングの参加依頼メールを送信します。本文のリンクをクリックし、オンラインミーティングに参加してください。
※参加依頼メールを他者に転送することは絶対に行わないでください。参加申し込みのない方からのアクセスは遮断いたします。
※過去にオンライン月例会に参加された方にも参加依頼メールを送信します。参加されるかどうかはお任せします。
④ミーティングに参加する際の「氏名」は、JSHCに登録している氏名にしてください。ハンドルネール等は不可。顔出しNGの場合は、別の画像を表示させていただいて構いませんが、公序良俗に反しない画像にしてください。

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2020年8月13日 (木)

2020年5月度オンライン月例会参加レポート

2020年5月度のオンライン月例会参加レポートを駒月雅子さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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去る5月10日(日)にオンラインで開催された月例会は遠藤尚彦さんの発表でした。題して、「師匠に捧ぐ~本に関する下らないあれこれ~」。昨年5月8日に他界した古参の会員、中原英一さんを偲び、いわゆる“版がちがえばアナザーブック”の極意を解説しようという趣旨のもので、45人超の参加者で大いににぎわいました。

中原さんといえば、古書、神保町(B級)グルメ、明治から昭和初期にかけての翻訳など、多岐にわたって造詣の深い方でした。とりわけ新潮文庫の正典には並々ならぬ愛情を注いでおられました。そこに着目した遠藤さんから、参加者に同文庫の「冒険」を手元に用意しようとの呼びかけがあり、各人が自分のはどの版か、何刷かを(複数所有している人も続々登場)報告していったのですが、この双方向の発信によってカバーや背表紙のささやかな謎が解明に一歩近づいたことは、思いがけない収穫でした。また、“私は一冊しか持っていないのですが…”、“いやいや、気にすることありませんよ、それが普通ですから”といった参加者とホストの軽妙なやりとりに皆から笑いが起こるなど、終始なごやかな雰囲気だったこともつけ加えておきます。有意義で楽しいひとときでした。

続いて、在りし日の中原さんが過去の月例会で新潮文庫の正典コレクションについて熱く語っている姿を録画で拝見しました。もう会えないなんて信じられないほど生き生きとした表情が印象的でしたが、それ以上に中原さんがぐっと近く感じられた瞬間がありました。“「冒険」の△○刷を探している”という中原さんの発言に、わたしたち参加者の中の一人から、“中原さーん、△○刷ならここにありますよ~”という声が飛び出し、一同驚きと感動の渦に巻きこまれたのです。オンライン月例会では海外や全国津々浦々の会員のみならず、ライヘンバッハの滝の向こうへ移住した会員ともつながれるんですね。ああ、素晴らしい。わたしはここでもう熱いものがこみあげて、なにも見えなくなりました。末筆ながら、素敵な催しのためにお骨折りくださった発表者とホストに心より感謝いたします。

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新潮文庫版『冒険』の初版と中原さん

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