カテゴリー「月例会」の記事

2021年5月23日 (日)

2021年2月度オンライン月例会参加レポート

2021年2月度のオンライン月例会参加レポートを谷田部宝弘さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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2月14日に、zoomによるオンラインでの2月度月例会がありました。時間は14時から17時まで(途中10分程度の休憩含む)。簡単ではありますが、レポート・感想を述べさせて頂きます。

さて、毎年2月月例会では、若林孝彦さんによる「ボルジア家の黒真珠を探せ!」という宝探しゲームが恒例となっております。本来なら今回は第8回が行われる筈だったのですが、オンラインでの開催は難しい、との判断との事で、別の発表が行われました。
発表者はやはり若林孝彦さん。「日本シャーロック・ホームズ大賞って何?」というテーマで行われました。歴代の日本シャーロック・ホームズ大賞(JSH大賞)受賞作・受賞者を、一つ一つ紹介して下さいました。ちなみにこの賞に「J」がつく様になったのは第36回からだそうです。

僕はまだ入会させて頂いて丸3年なので、恥ずかしながらそれ以前の受賞作を知らず、興味深く拝聴しました。入会以前に買って読んでいた本も、あ、これ受賞作だったのか! という有様で。

賞の沿革・受賞作についてはHPに詳しく載っていますが、簡単に述べさせて頂きますと、それまであった「延原賞」「長沼賞」を統合して1985年にJSH大賞が設立されたそうです。ほか、現在も奨励賞等がありますが、今回のお話は大賞についてのみです。
個人的に少し意外に感じたのが、「該当作なし」が意外と多いんだなあ、という事。5年連続該当作なしという時期もありました。普遍的に思われるホームズにも、やはり波があるんですね。
ちなみに第1回受賞作(当時は「延原賞」)は、ジャック・トレイシーの『シャーロック・ホームズ事典』でした。

今回も、五十人前後の参加者で大盛況でした。オンラインとなると不便な事もありますが、全国から参加出来るのはいいですね!
簡単ではありますが、以上レポートさせて頂きました。コロナ終息の早からん事を願って。
発表者の若林さん、ホストさん、ありがとうございました。

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2020年11月29日 (日)

2020年9月度オンライン月例会参加レポート

2020年9月度のオンライン月例会参加レポートを木口公司さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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2020年9月の月例会は、9月13日(日)14時からスタート。コロナ禍の影響もあり、先月までと同様にZoomによるオンライン開催(5回目)。開始時点の参加者は40名前後。
今回のお題は「シャーロッキアーナ小ネタ集」の第3弾。バラエティに富んだ4つの発表が行われました。

○女王様はホームズがお好き? (若林孝彦さん)
”女王様”と聞いて単純に英国王妃を思い浮かべていたのですが、そうではなくエラリー・”クイーン”とのこと。見事にミスリードに引っかかりました。
フレデリック・ダネイとマンフレッド・ベニントン・リーの従兄弟同士の二人による推理作家であるなどの基本的な情報から始まり、ダネイがホームズに出会ったのは少年時代の闘病中であったこと、『シャーロック・ホームズの災難』や『恐怖の研究』の編集・執筆を行っていたことなど、クイーンとホームズとの関わりが多数紹介されました。
ダネイ含む著名人が写っているBSI会員の集合写真も印象に残りました。創設者のクリストファー・モーリー、ホームズ誕生日のフェリックス・モーリー、詳注板全集のベアリング=グールド。どちらの方も初めて顔を目にしました。
続いて、クイーン作品の紹介。『ギリシャ棺の謎』の内容を掘り下げた解説が始まりましたが、ネタバレを含む箇所もあるとのことで迷いながらもそこは聞かないようにしました。創元推理文庫の「イーデンホールの幸運」の注釈はホームズファンには気になる内容で、グールドの注釈でも触れられていない実在のマスグレーブ家についての記述があるそうです。
視聴後は自然とクイーン作品に強い興味が湧きました。ホームズに別角度から光を当てていることも分かり、手を伸ばしてみたいと思いました。

○シャーロック・ホームズの冒〇 (中島ひろ子さん、安藤祥子さん、小池浩子さん)
気になるお題の"冒〇"は、"冒頭"でした。主に依頼人が現れるまでのホームズとワトスンの掛け合いが行われる冒頭。事前に60編の中からお気に入りの冒頭を選ぶアンケートが実施され、その集計結果が発表されました。
発表者の御三方にとっての冒頭とは、「ホームズ物語で一番おいしいところ」、「一番の楽しみ」、「ホームズとワトスンにしか興味がないので」とのこと。冒頭に対する並々ならぬ思い入れが伺えます。
回答数がやや少なかったそうで、順位の下の方は団子状態。上位のみ挙げると、4位「緋色の研究」、3位「マスグレーヴ家の儀式」、2位「四つの署名」、1位「ボヘミアの醜聞」。二人の関係が丁寧に描かれているシーンやホームズが今となってはイケないことをしているシーンを押さえ、1位は「あのひと」についての語り。私は妙に納得してしまいましたが、発表者の方々にとってはそうではなかった模様。
集計する中で『生還』収録作品の得票率が極端に少なく、逆に「挨拶」の方は妙に多いことなどが分かり、その理由などを調査中だそうです。色々と発見もあったようで、今後の『ホームズの世界』に投稿予定とのこと。
お気に入りの冒頭がすぐに思い浮かばず、今回は投票できませんでしたが、今後はアンケートなどには積極的に参加したいと思います。

○長沼本ロイヤルランブル再録『紫烟』を動画で紹介&最近買った切手とレプリカ (吉田友哉さん)
最初に、2018年7月に行われた長沼本ロイヤルランブルにて上映された『紫烟』の紹介動画が流れました。グラナダ版「ギリシャ語通訳」の回の冒頭、ホームズとワトスンの会話シーンの字幕を『紫烟』を紹介するものに差し替えた非常に凝った作品。本来の字幕をそのまま利用する箇所もあるなど、初見ということもあり計算された会話の内容に唸らされました。
続いて、英国のロイヤルメールから8月に発売された記念切手の紹介。BBC『シャーロック』の登場人物6人(シャーロック、ジョン、モリアーティ、メアリー、アイリーン、マイクロフト)のセットと、ドイルが気に入っていた原作の4作品(「まだらの紐」、「赤毛組合」、「第二のしみ」、「踊る人形」)のセットの2種類。『シャーロック』の方は、ブラックライトを当てると隠された文字が浮き上がる仕様。『シャーロック』のパンフレット付きのものや、コイン付きのもの、フレーム装のもの、コレクターズキットなど、商品のバリエーションが多いようでした。
最後に、最近購入された『冒険』初版本のレプリカの紹介。カバーは豪華な金色、中は見覚えのある水色の本体。編集のクリンガーのメッセージカード付き。初版は、表紙イラストの通りの看板が空白、"Violent Hunter"という誤植があった、などの解説がありました。アメリカにある出版社のサイトで販売されていますが、日本には発送してくれないようです。今回は海外発送サービスなどを利用して入手したとのことでした。
コロナ禍が世界を席巻している現在では海外からの買い物にも制約があったりと難しいことも多いですが、こういった実体験を元にした話はとても参考になります。

○最近見つけた古いホームズ翻訳 その2 (北原尚彦さん)
山本周五郎が訳した探偵小説シャーロック・ホームズが掲載されている昭和初期の雑誌「新少年」(現存5冊ほどの希少本なのに2冊入手!)、既に所持されているものより表紙がきれいであるため買い足された版違いの「シャアロック・ホルムス物語」、日本が舞台で「消えた臨急」を換骨奪胎したと思われる漫画、ウィリアム・ジレットの劇を元に帝国劇場で演じられた外人劇シャーロック・ホームズの筋書集、などなど、北原さんが最近入手された貴重な品の数々が紹介されました。どれも長年培った知見、コネクションや情報網などがないと手に入らなそうなものばかり。これらの貴重な品々の収集を継続するために必要な金銭・手間・根気を無意識に想像してしまい、コレクション沼の深淵を垣間見た気がしました。
個人的に気になったのは、公文の英語教材。対訳と小説の形で訳したものの2種類が載っていて、翻訳のことがよく分かった構成とのこと。英語が堪能ではないので、現物は難しくても似たような書籍が欲しいと思いました。

休憩含め約3時間半、今回もまったく飽きることなく画面の前に座り続けることができました。次回の月例会もZoomでの開催になるそうです。今年入会したばかりでまだ他の会員の方々と直接お会いしたことがなく、残念です。反面、移動時間と交通費を考えると実に有り難くもあり悲喜交々ですが、今から待ち遠しいです。

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2020年7月度オンライン月例会参加レポート

2020年7月度のオンライン月例会参加レポートを向根菜月さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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7月12日(日)の月例会は14時より始まりました。開始時の人数は50名ほど。zoom開催はこれで4回目となります。そして今回のテーマは「Holmes Contents Royal Rumble」。ホームズに関するコンテンツの紹介を5分間で発表、その後2分間の質疑応答というルールで、12名の方が13コンテンツについて発表されました。

トップバッターは谷田部宝弘さんによる『偕成社版シャーロック・ホームズ全集』。ご自身の小学生時代の思い出と共に、良い点、悪い点を語ってくださいました。魅力はリライトが原典に忠実で創作がない点で、子どもにおすすめだそうです。同じシリーズでもさまざまな方が訳されていることに驚きました。

続いて木口公司さん『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』。クトゥルフ神話とホームズのアンソロジーで3作が収録されており、3作目はゲームブックになっているそうです。クトゥルフ神話の説明もあり、よく神話を知らなくても楽しめるとのこと。作者の北原尚彦氏、山田正紀氏のサインに注目が集まりました。

お次は安藤祥子さん『青い鳥文庫版シャーロック・ホームズ全集』。箱の登場に、チャットがざわつきました。「テレビショッピング味」「カリスマ通販員」などなど。また、ホームズ、ワトソンのビジュアルにも注目が集まりました。最高の笑みで、愛を感じる発表でした。箱はどこで手に入れたのかという質問へは「Amazonで全巻セットで売っていたので思わず購入したところついてきた。メーカーへ電話したらいいかも」とのこと。今から30分オペレーター増員中……はないと思いますが、一度電話しようと思いました。

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青い鳥文庫版SH全集

続いて小高茂さん『世紀末の美と夢3 美神と殉教者』。主に辻邦生氏と丸山才一氏の対談について、JSHC会員としてだけではなく、辻邦生を読む会会員としての視点でも発表してくださいました。シャーロキアン注目ポイントは、物語の空白時代と実際の空白に7年の差があり、それによってリアルタイムから脱却したドイルが世紀末を書いた物語としてホームズを1890年代に活躍させることができた点だそう。なお、1986年出版の為、現在と比べ同性愛へのタブー視が強かったことを念頭に置く必要があるとのことです。

その次は小島朋美さん『シャーロック・ホームズの素敵な挑戦』、『名探偵シャーロック・ホームズ(原題「“Шерлок Холмс” Sherlok Kholms」)』。美しいスライドで、とても分かりやすい発表でした。ホームズがコカイン中毒に冒されているという設定に以前見た方から「この映画怖かった」との声も。原作者であり脚本家であるニコラス・メイヤー氏の説明も分かりやすかったです。

6番目は渡邉利枝子さん『ヴェルネ家の肖像』。ヴェルネ家の人々の肖像や作品について語ってくださいました。ポイントはヴェルネ家の「美貌」で、渡邉さんの最推しはホームズのはとこ、ポール・ドラローシュとのこと。
ホームズが美形なのも当然と思うほどの美貌の持ち主でした。

さらに続いて長浜真人さん『シャーロック・ホームズの推理学』。「皆さん読んだことはあっても忘れているのでは」とのお言葉の通り多くの方が読んでおられました。すぐに合本の情報が出てきたり、改めてオンラインの良さを感じました。内容にパズルもあるそうで、気になります。

次が石原悦子さん『ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvsゾンビ』。まさかのゾンビメイクと衣装でのご登場!しかし、機械トラブルにより音もゾンビと化してしまい、残念ながらほとんど聞こえませんでした。それでもチャットには「買います」との声が多く寄せられました。
続いて荒井大樹さん『モリアーティ』。「最後が一番重要。モリアーティがあまり出てこないが書き方がうまく、最後で誰でも納得する」とのことで、未読でしたが読もうと思いました。登場人物それぞれの視点で読めるので2度楽しめること、暗号などの謎解きも魅力だそうです。

続いて歌原舞子さん『シャーロック・ホームズ 悪魔の娘』。ゲームの発表でした。推理や変装をすることができたり、犯人を告発するか否かを判断できる「道徳的選択」などなどのホームズ要素が満載。綺麗なグラフィックにも注目でした。

次に森島真理子さん『大逆転裁判1&2』。1時間あたり約62円で、19世紀ロンドンでホームズと共同推理ができるゲームだそうです。ワトソンが女性なのは知っていましたが、レストレードも女性だったのは驚きました。

最後に小野正晴さん『翻案 血染の壁』。『緋色の研究』としては初の翻案の発表でした。注目点として「変えられている点と変えていない点のそれぞれの理由」、「他の物語のプロットが挿入されている」などを挙げられ、「訳者の無名氏は他にもホームズ譚を読み、面白い点を盛り込んだのでは」と語ってくださり、ますます無名氏の正体が気になってしまいました。

投票の結果、優勝は安藤さんの『青い鳥文庫版シャーロック・ホームズ全集』に決定しました。おめでとうございます。安藤さんは「5分間で構成するのが難しかった。皆さんのおかげで流れに乗せられた」とのことです。
今回、私はほとんど未読、未視聴、未プレイだったのですが、どの発表も素晴らしく、どのコンテンツも気になりました。次回も楽しみにしています。

 

 

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2020年8月29日 (土)

2020年6月度オンライン月例会参加レポート

2020年6月度のオンライン月例会参加レポートを田村英彰さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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6月14日日曜。志垣由美子さん「ネットだから出来る―コレクション公開」。月例会のZoom開催は3回め。持ち運び困難な,大きい・重い・貴重な品々をご披露いただきました。参加者は60名。外国(トロント・ブリュッセル・ロンドン)や首都圏外からの参加も多数。時程はリアルと同じ,14時から120分報告(含休憩)。質疑を経て情報交換。17時に終会。任意にて18時より再開。月例会執行部にはオンラインでの交流(Zoom飲み)に座を開放していただきました。

◆報告:志垣さん「いくらでもあるが,重いのと出しやすいのを用意しました」。
「大きいもの」。一番大きいのはクッションカバー。一番大きいテディベアは銀座博品館にて。ドアストッパー,杖,等々。パブサイン柄のパイプラックでは昔の飛行機持ち込みの重量制限が話題に。スヌーピーのガス灯型電灯は常盤台のバー閉店時に引き取り。

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クッションカバー。

「リクエストがあったもの」。チェス四種。ライヘンバッハの滝が駒になっていたのがなんとも。
「重いもの」。ブックスタンド。椅子に深く座ったホームズのブロンズ像。221Bの壁面ミニチュア。ライヘンバッハの水が入っていた1991年・百周年記念千個限定グッズはマイリンゲンの店で聞いてみたら売ってくれた。陶製ポットはコベントガーデンのお店(イロモノ多し)で購入。重いシリーズのトリは,錫製ミニチュア。1994年から六回に分けて送付(『四つの署名』か!の声あり)。六つのうち一番高かったのはマントルピース。

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マントルピース。

「ていねいに整理されている!」と感心したプラスチックの箱から取り出したのは,コイン。ソブリン金貨。名探偵コナン20周年記念。クック諸島の硬貨。SH帰還百周年記念など。
次に,ピンバッジ。海外でもコレクター多し。ボール紙に留めてありました。百はあるとのこと。
そして,一番のお宝!コリアーズのホームズイラスト掲載号。スティールの描いた表紙は14のみ,そのひとつが色鮮やかに掲げられました。コリアーズ,ストランド原紙の合本もお持ち(みなさんから嘆息あがる)。ジレットの舞台写真集の複刻。

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コリアーズ!!!

◆質疑:『名探偵コナン』は志垣さんのコレクション案件か「ホームズの格好していると案件」。 /
「火事だー」何持って逃げますか「コリアーズとか本ですね」。/
一番苦労したのは「驚かれたのは煉瓦。アビナショナルが工事したときに現地に行かないと買えなかった」。/
コレクションのノウハウ「税務署のポスターとかは積極的に貰いに行った。eBayだと送料がかかるからあまりやっていない。かつてはカタログが紙。写真がなかった」。/
この世に一個しかないものは「軽井沢の縮小銅像が十個位。ブロンズ製レリーフ。岡山支部齊藤さん筆の絵。『名探偵ホームズ』のセル画」。/
最初に買ったホームズグッズは・何を買ったときに集めようと思われたか「ロイヤルドルトンのホームズ像。普通の陶器屋さんにあった。ホームズの土産屋のは柄が変わってるとか量産される。それも買うが,思いもかけないところで買うのがいい」。/
後悔したものは「故・中原さん「買わずに後悔するより買って後悔する方がいい」とのことばもあり,見つけたら買うようにしている」「マッケンジーさん没後,コレクションがオークションに。コナン・ドイルから贈られた銀のシガレットケース。仲介業者に自分が示しておいた最高金額の”一割増し”で落札された」。

報告と質疑を終え,片付け中の志垣さんに,最近私のところに集まっているスマホケースを伺ってみたところ。私が挙げた数点は…やはり,おもちでした!
数々のグッズにめくるめく,いや目まぐるしささえ感じました。整理はちゃんとしておかないといけませんね。報告や質疑の合間に,参加されているみなさんの背景にも,様々なグッズや本が見えて,自宅からの参加に利点を感じました。私は,自室は物置状態なので仮想背景でごまかしています。それも,楽です。

◆情報交換の時間では,今回マサカのもうひとつの山場が!高校生の会員から素朴な質問。「学校での課題研究。コナン・ドイルの学歴に関してくもんの事典の記述に疑問を感じたのですが,どう捉えたらよいでしょうか」。
さっそくみなさんそれぞれお手許から,各種資料や現地訪問の記録を示してすぐさま検討。「概ねこういうことであろう」とその場での仮説も出ましたが。「専門家が直接多くの資料にあたって結論が出なかったのだから注としては「この資料にはかくかくしかじかの記述があった」といった書きぶりで留めておいたらどう?」という落としどころで締め括り。
いやースゴかった。画面共有でKindle版英語文献も出てきたり。月例会執行部の即応も流石。ネットを通してみんなですぐに検討できるなんて。スゴい時代が到来しています!
オンラインになって月例会が身近になりました。不便もあるけれど移動がないのがありがたい。未経験の方,参加を検討されてはいかがでしょうか。

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2020年8月13日 (木)

2020年5月度オンライン月例会参加レポート

2020年5月度のオンライン月例会参加レポートを駒月雅子さんにお送りいただきました。オンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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去る5月10日(日)にオンラインで開催された月例会は遠藤尚彦さんの発表でした。題して、「師匠に捧ぐ~本に関する下らないあれこれ~」。昨年5月8日に他界した古参の会員、中原英一さんを偲び、いわゆる“版がちがえばアナザーブック”の極意を解説しようという趣旨のもので、45人超の参加者で大いににぎわいました。

中原さんといえば、古書、神保町(B級)グルメ、明治から昭和初期にかけての翻訳など、多岐にわたって造詣の深い方でした。とりわけ新潮文庫の正典には並々ならぬ愛情を注いでおられました。そこに着目した遠藤さんから、参加者に同文庫の「冒険」を手元に用意しようとの呼びかけがあり、各人が自分のはどの版か、何刷かを(複数所有している人も続々登場)報告していったのですが、この双方向の発信によってカバーや背表紙のささやかな謎が解明に一歩近づいたことは、思いがけない収穫でした。また、“私は一冊しか持っていないのですが…”、“いやいや、気にすることありませんよ、それが普通ですから”といった参加者とホストの軽妙なやりとりに皆から笑いが起こるなど、終始なごやかな雰囲気だったこともつけ加えておきます。有意義で楽しいひとときでした。

続いて、在りし日の中原さんが過去の月例会で新潮文庫の正典コレクションについて熱く語っている姿を録画で拝見しました。もう会えないなんて信じられないほど生き生きとした表情が印象的でしたが、それ以上に中原さんがぐっと近く感じられた瞬間がありました。“「冒険」の△○刷を探している”という中原さんの発言に、わたしたち参加者の中の一人から、“中原さーん、△○刷ならここにありますよ~”という声が飛び出し、一同驚きと感動の渦に巻きこまれたのです。オンライン月例会では海外や全国津々浦々の会員のみならず、ライヘンバッハの滝の向こうへ移住した会員ともつながれるんですね。ああ、素晴らしい。わたしはここでもう熱いものがこみあげて、なにも見えなくなりました。末筆ながら、素敵な催しのためにお骨折りくださった発表者とホストに心より感謝いたします。

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新潮文庫版『冒険』の初版と中原さん

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2020年6月21日 (日)

2020年4月度オンライン月例会参加レポート

2020年4月度のオンライン月例会参加レポートを川端知樹さんにお送りいただきました。月例会初の試みだったオンライン月例会の雰囲気を多少なりとも感じていただければ幸いです。
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4月12日(日)にオンライン月例会が開催されました(14時~17時)。
JSHC月例会ウェブサイトで「新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえて会議室での開催に代わりZoomというウェブ会議サービスを利用したオンラインミーティングを開催します。」旨のお知らせを見た時、昭和の文系オジさんである私は、「Zoomって何ですか?」から始まりました(汗)
メンバーの皆さんとお話ししたい一心で、Eメールで参加申し込みをし、Zoomの公式サイトに入ったのですが、恥ずかしながらなかなか理解できず、「サインアップ(無料)」が新規登録のようなものかと思ってサインアップしたのですが、本当にサインアップできたのか?という状況でした(涙)
Googleなどで使用方法を検索したところ、「ウェブカメラ、マイク、スピーカーが必要です。」「3名以上(3台以上の機器)のグループミーティングで使用する場合は40分まで無料(40分を超えると有料?)」などの情報に踊らされ、不安は募る一方でしたが、当日、何とか「参加(ミーティングに参加する際の「氏名」を「スマホの機種名」にしていたなどのチョンボはありましたが…)」できました(昭和の文系オジさんでもOK!!)。
今回の例会のテーマは、「みんな昔は新入会員だった〜自己紹介例会」で、各人2分で「JSHCに入会しようと思ったきっかけ」「初めてホームズ物語を読んだ時の感想」「初めて出会ったホームズ作品とその感想」「ホームズクラブのイベントに初めて参加した時の感想」「ホームズ以外の趣味について」「JSHCや月例会に提案したいこと」などについて発表しました。
私は、小学校時代に「まだらの紐」を読んだのがホームズ作品との初めての出会いだったのですが、「初めてのホームズ作品は『まだらの紐』です。」という方が少なからずいらっしゃり、なぜか嬉しくなりました。
40数名が熱く語り合い、背景の本棚に歓声が上がったり、時に鋭い突っ込みがあったりと、3時間はあっという間に過ぎ、月例会は大盛況のうちに終了となりました。
18時から2次会(オンライン飲み会)が開催され、私は都合により参加できなかったのですが、こちらも大いに盛り上がったのではないかと思います。
オンライン月例会にも多くの長所(関東以外の地区の方、海外の方と直接(?)お話しできる、発表される方を「目の前」で見られるなど)があり、今後の会議室での月例会に生かせるところもあると思いますが、再び会議室での月例会(オークション、リアル二次会)が開催できるようになることを願ってやみません。

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2020年4月30日 (木)

2020年2月度月例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ! 第7回」解答編公開!

「ボルジア家の黒真珠を探せ!」第7弾の解答編を公開します。皆さん解けましたか?

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2020年3月24日 (火)

2020年2月度月例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ! 第7回」ヒント編公開!

3月8日に公開した、2月度月例会の謎解きイベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!第7回」、ヒント編を公開します。事件名は正解しましたか?でもどうやら、その事件の中には出てこないようです。来週は解答編です!

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2020年3月15日 (日)

2020年2月度月例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ! 第7回」問題編その2を公開!

先週公開した、2月度月例会の謎解きイベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!第7回」の問題はいかがでしたか?解けた方も解けなかった方も、続きの問題をどうぞ。


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2020年3月 8日 (日)

2020年2月度月例会イベント「ボルジア家の黒真珠を探せ! 第7回」公開!(問題編)

2月度月例会の謎解きイベント「ボルジア家の黒真珠を探せ!第7回」の問題編を公開します。イベントの中止や延期で悶々としているシャーロッキアンな名探偵の皆様、是非チャレンジを!

 

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